(前回の続きです)
2011年12月11日(日)と18日(日)の2日間アルコム物流センターにて工業包装技能士1級・2級の実技試験が39名の受験者参加のもと開催されました。
実技試験の内容は以下の通りでした。
○1級工業包装
課題?
日本工業規格(JIS Z 1403)に準じたA形の枠組箱のうち、2形(密閉合板)の腰下、つま面及び3形(すかし)の側面の3面を製作し組み立てる。(試験時間110分)
課題?
ポリエチレン加工紙を用いて、内装用防水袋を2個製作する。(試験時間40分)
○2級工業包装
課題?
日本工業規格(JIS Z 1402)に定める普通木箱1・C-5形を1個製作する。(試験時間80分)
課題?
ポリエチレン加工紙を用いて、内装用防水袋を1個製作する。(試験時間30分)
試験当日はとても寒く、AM8:30受付開始と同時に緊張した面持ちの受験者の方々が会場入りされました。
そして受付を済ませた後は、緊張感漂う試験会場へと向かわれました。
AM9:00からは主席検定員からの試験に関する内容、注意事項等の説明が行われAM9:25からいよいよ試験開始です。
試験は課題?から行われ終了後に休憩・準備をはさんで課題?の試験が行われました。
受験者の方々は緊張と寒さの中、日頃の練習や実作業での成果を十分に発揮して制限時間を超えることなく各課題を仕上げられました。
大きな事故、怪我、トラブル等もなく試験が無事終了した事を心より喜んでおります。
また同時に大阪府能力開発協会から国家試験会場として委嘱を受けているという重責を果たせたと思います。
今回は39名(1級25名・2級14名)の受験者の中で弊社からも7名が1級を受験しております。
海外輸出梱包を得意とする弊社にとって工業包装技能士の資格は包装技術の向上や安定した品質を提供するにおいて不可欠なものになっております。
海外輸出梱包は工業包装技能士(現在6名)を有する弊社にお任せください。